「スキンケアのやり方が知りたい」
「化粧水、乳液、クリーム。色々あるけど、何をどの順番で使ったらいいのかわからない」
という方!
スキンケアで使うアイテムから手順を詳しく説明します!
基本的なやり方が違っていると肌トラブルの原因になってしまうこともあるので、ここで正しいスキンケアを知ってメイクの準備をしましょう。
Contents
スキンケアって何?
スキンケアとは、簡単に言うと「肌の手入れをすること」です。
スキンケアはいつやるの?
スキンケアは基本的に朝の洗顔後と、夜の入浴後の1日2回行うのが一般的です。
洗顔後は、肌の水分と油分が不足している状態なので、洗顔をする朝と晩の2回スキンケアをして水分と油分を与えます。
洗顔後の肌は、拭いた瞬間からどんどん水分が出ていってしまうので、拭いたら出来るだけ早く保湿を始めましょう。
一方で、拭かずに濡れた状態のままスキンケアを始めるのもアリです。
濡れた状態で行うと、水分が出ていく前に水分を与えることができるので、乾燥が気になる方は実践してみてください。
寝る直前に、再びスキンケアを行う必要はありませんが、お風呂上がりのスキンケアの後に乾燥してきたなと感じたら、寝る前に上から乳液やクリームを重ねるのも良いですよ。
スキンケアは、何のためにするの?
スキンケアは、洗顔をした後に化粧水や乳液などを付けて、肌を乾燥から守り、肌の健康を保つために行います。
肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)は28周期で行われており、これが紫外線やストレス、メイクをすることなどによって乱れてしまいます。
その結果、肌自身が水分を保つことが難しくなってしまい、肌が荒れたりします。
それを防ぐためにスキンケアは必要なんです。
ずっと健康な肌のままでいるための「肌トラブルの予防をする」ということになりますね。
化粧水だけではだめなの?
化粧水のみだと、フタの役割がないのでせっかく与えた水分が蒸発してしまいます。
水分がダダ漏れなので、さらに乾燥を招く原因に!
乳液、それでも乾燥する感じがある、という方はクリームを使いましょう。
スキンケアの仕組み
化粧水 | 肌に水分を与える |
---|---|
乳液 | 化粧水で与えた水分が逃げないようにフタをする |
クリーム | さらに水分が逃げないように、油分でフタをする |
プラスα!
以下のアイテムを使って、さらに美容成分(保湿、ハリ、透明感など)を肌に与えることもできます。
- 美容液
- パック
- オイル
用意するスキンケアアイテム~基本~
基本のスキンケアアイテムです。これさえあれば十分!
- 化粧水
- 乳液
- クリーム (乳液だけでは物足りない、すぐ乾燥するという場合は使ってみてください)
基本のスキンケア手順
1. 化粧水をつける
肌に水分を与えます。
手で直接顔につける場合
手に化粧水を少量取り、両手に広げます。顔全体に浸透させるようにのせます。
ぱちぱちと顔に叩き込むよりも、手のひら全体で染み込ませるイメージで付けるのがポイントです。
これを数回繰り返すと、だんだん肌が手のひらに吸い付く感じがしてきます。
これが、化粧水が十分足りているサインです。
コットンで付ける場合
コットンに化粧水を染み込ませます。
※この時に化粧水の量が少ないとコットンがボロボロになってしまうので、ある程度ヒタヒタにします。
顔の表面を優しくふき取るようにすべらせたり、ポンポンと叩き込んだりします。
画像のようにコットンを持つと、付けやすいですよ。
2. 乳液をつける
与えた水分が逃げないようにフタをします。
手に乳液を取り、両手に広げます。
顔全体に、優しく広げます。
この時マッサージするように伸ばしても良いですし、手を滑らせずに手のひら全体で包み込むようにつけても良いです。
3. クリームを塗る
さらに油分でフタをします。
※乳液をつけた後も乾燥する感じがあるという場合は、より油分が多いクリームも重ねてみましょう
クリームを手に取り、顔全体に広げます。
指にクリームを取り、おでこ、頬、顎、鼻先にちょんちょんとのせてから広げるやり方もあります。均等に塗りづらいと感じたら、手にいったん広げてから顔を包み込むようにつけるのも良いですよ。
スキンケアアイテム~番外編~
実は、基本のアイテムの他にもスキンケアアイテムの種類はたくさんあります。
美容に関する興味や意識が高くなってきたら使ってみるのも良いかもしれません。
こちらは、基本のスキンケアアイテムの他に+で使うことができます。
さらに美肌効果がほしいときに!
- 美容液
- 導入液
- スキンコンディショナー
- パック
- 小鼻の角栓パック
- オイル
- フェイススクラブ
スキンケア~番外編
これらの効果としては、「保湿」「ハリ」「美白」「毛穴のケア」「角質のケア」などなどの美容成分や効果をプラスで肌に与えることができます。
もちろん、化粧水や乳液、クリームにもこのような成分が入っていることもあります。
どの順番で使うかの表記がありますので、基本はその通りの順番で使います。
美容液
美容成分(保湿、美白、ハリなど)をさらにプラスしたい場合に使います。
基本的には、化粧水→美容液→乳液の順番で使います。
パック
さらに美容成分をプラスしたいときに使います
基本的には、化粧水→パック→乳液
導入液
化粧品の効果をさらに高めたいときや浸透力をアップさせたい時に使います。
導入液は洗顔の直後の化粧水をつける前につけます。
スキンコンディショナー
こう書かれているものがありますが、こちらは洗顔直後に着けた後に別で化粧水をつけるやり方もあれば、スキンコンディショナーを化粧水として使うこともできます。
割とさっぱりした着け心地のものが多いので、何度もつけないと物足りないかもしれません。
ミストタイプの化粧水
スプレー型の化粧水です。
持ち運びに便利なコンパクトなものは外出先での乾燥が気になるときに、メイクの上から吹きかけます。
オイル
保湿をした後に、よりしっかりフタをしたいというときや美容成分をプラスしたいときに使います。
オイルにもよりますが、スキンケアの一番最初に導入液の役割として使えるものもあれば、スキンケアの一番最後に使って保湿力を上げるものもあります。
*アルガンオイル、ホホバオイル、馬油など
小鼻の角栓パック
小鼻の黒ずみやざらざらとした角栓を取りたいと思う方は、一度使ってみても良いでしょう。
洗顔後に小鼻に貼って、時間をおいてゆっくりはがすとシートと一緒に角栓が取れます。
個人差もありますが、角栓がしっかりとれると気持ち良いです。
ただ、角栓が取れた後の毛穴が広がったままになってしまうので保湿はしっかり!
あまり頻繁にすると肌に良くないので、週1回でも十分です。
フェイススクラブ
形状はざらざらしたペーストです。
肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)を促進したり、くすみを取る効果などがあります。
軽く洗顔をした後、もしくは洗顔の代わりに使います。
スキンケアをしっかりしているのに肌がざらつくと感じた時に使うとつるつるになります。
あまり頻繁にすると肌に良くないので、こちらも週1回でも十分です。
初心者さんへのアドバイス
最初は使う化粧水の量や、どれを使ったら自分にとって十分なのかがわからないかもしれません。
ですが、毎日行っていく中で自分にとってのベストな量と化粧品がだんだんわかるようになってきます。
もしあなたが10代であれば、たくさんのものを使わなくても最低限の化粧品で十分ですが、「美白になりたい」「肌をもっとキレイにしたい」と思ったら美容液やパックを使ってみてください。
たくさんあってよくわからなという方は、まずは基本のアイテムを使ってスキンケアからはじめてみることをおすすめします!