メイクをしている時に「これって、ナチュラルメイクになってないような…」と思うことありませんか?
なんとなく濃いと感じたり、逆に薄いと感じたり。
ここでは、ナチュラルメイクにするために押さえておきたいポイントを7つ紹介します。
Contents
初心者向けナチュラルメイクのやり方
1. ベースメイクは手を抜かない!
※ただし厚塗りはNG
ベースメイクは、単純にクマやくすみを隠すためのものではありません。肌全体が均一に明るく見えることによって、他の部分のメイクを引き立たせます。
ベースメイクが薄すぎても、塗った意味がありませんし、また厚すぎても自然(ナチュラル)に見えなくなってしまいます。
ベースメイクの詳しいやり方はこちらの記事へどうぞ。
初心者向けベースメイクのやり方! 使う道具や崩れにくい順番教えます!
【下地】
スキンケアの後下地を塗りますが、あまりべたついている肌にのせると崩れてしまいます。
ティッシュで軽く押さえてから、下地を塗るようにしましょう。
また、下地の後もべたべたしているようであれば塗った下地がある程度ダダに浸透して乾いてからファンデーションを塗るようにしましょう。
【コンシーラー】
コンシーラーを使う場合は2つあります。
1つは「クマやニキビの跡を隠したいとき」もう一つは「ハイライト効果」です。
クマやニキビ跡を隠したいときにコンシーラーを使いますが、「目立つ部分のみ」に使いましょう。
あまり目立たない箇所は、ファンデーションでも隠せます。
あまり使いすぎると厚塗り感が出てしまうのでコンシーラーは最低限にしましょう。
ハイライト効果で使う場合は、通常ハイライト(明るく見せたい)部分に明るめの色のコンシーラーをのせます。この時もたくさんつけないようにしましょう。
【ファンデーション】
どのタイプのファンデーションでも、同じところに何度も重ねるのは控えましょう。
そして、全体的に均一に塗りましょう。
ファンデーションの量が多い部分と少ない部分があるとムラになってしまい、肌が全体的に明るくきれいな仕上がりに見えません。
ポイントは、ファンデーションの後に、スポンジを使うことです。
もう一度肌に密着させるように、顔全体にぽんぽんと叩き込みます。こうすることで付きすぎてしまった部分のファンデーションを同時に取ることができます。
またファンデーションを肌に密着させることで、崩れ防止にもなります。
2. アイシャドウの色は肌なじみの良いものを!
ナチュラルメイクに使うアイシャドウの色は、「肌になじむ」ことが重要です。
ブルーや紫、赤のアイシャドウは発色がきれいですが、ナチュラルメイクには向きません。
「ベージュ系」「ブラウン系」を使いましょう。ブラウンもあまり濃い色ではなく薄めの色が入っているものが◎
またマットな(キラキラしていない)ものよりも、パールやラメが入っているものの方が、光によって目元が明るく見えます。
パール感、ラメ感のあるもの↓
光にあたるとキラキラ・ツヤツヤ見える
マットなもの↓
光が当たってもツヤツヤして見えない
3. 眉毛メイクは眉マスカラを使ってみましょう!
眉毛って書き始めるとなかなか難しくて、ペンシルやパウダーで何度も書き足すうちにどんどん濃くなっていきませんか?
そんな時は「眉マスカラ」を使ってみてください。
眉マスカラは眉毛の色を明るくするときに使います。
クレンジングで簡単に落とせます。
髪が金髪の方向けの明るいブラウンから、黒髪さん向けの自然なブラウンまで種類があります。
髪が茶色でなくても、眉マスカラを使うと眉毛が自然な色になって重い印象になりません。
もう一つ眉毛メイクで気を付けるポインは、「眉頭を濃くしないこと」です。
眉頭を濃くしてしまうと、強い印象になってしまいます。
パウダーやペンシルを使う際は、あまり眉頭は描かず、眉尻の方を濃いめにはっきり描きしましょう。
そうすることで、自然で立体感のある眉毛になります。
4. アイラインはまつ毛の際を埋めるように!
細く、まっすぐにアイラインを引くのって、慣れるまで難しいですよね。
太くしてしまうと、不自然になったり…
「目元をナチュラルに見せる=薄くする」ではありません。
ナチュラルメイクにおいてのアイラインは「目に際に引く」というより、「まつ毛とまつ毛の間を埋める!」がポイントです。
ペンシルタイプや先が筆のようになっているリキッドタイプがありますが、引きやすい方で構いません。
色ですが、ブラックとブラウンが主にありますがこちらも好みで◎
基準は、目を開けた時に目玉とまつ毛の根元にしっかり色がついているかどうか。
瞼を少し上に引き上げながら、「埋めるように描く」と書きやすいですよ。
5. まつ毛はしっかりと作り込む!
まつ毛は命です。
まつ毛がきちんとカールされていて、長さと太さがあると目が大きく見えます。
ポイントは、、
ビューラーでしっかりまつ毛を根本から上げる
ビューラーを使うときは3段階くらいでカールさせます。
根本(強めにはさむ)→真ん中→毛先
という順でまつ毛をはさむと綺麗なカールになりますよ。
なかなかカールが付かないという方は
- ビューラーのゴムを取り換える
- まつ毛をはさみながら、手首を半回転させながら上に向ける
を試してみてください。
それでもカールが付きにくいという方は、ビューラーを別のものに変えてみてください。
マスカラ下地を使う
マスカラの下地というものがあります。
これは、まつ毛のボリュームを出してくれる効果やカールの持ちを持続させる効果があります。
もちろんマスカラ自体にもそのような効果がありますが、それだけでは物足りないなと感じたら試してみてください。
マスカラ下地のおすすめはこちら
スクリューブラシを使う
マスカラを塗った後、スクリューブラシを使ってまつ毛1本1本を独立させましょう。
マスカラを塗った後って、まつ毛同士がくっついたり、マスカラがダマになったりしませんか?
まつ毛全体を扇状に1本ずつ別れさせることで、まるでつけまつげをしているかのように目がパッチリ見えます。
6. チークの濃さに気を付ける!
チークって、実は難しいんです。
チークが濃いと、一気にケバくなりますし、また薄いと血色がなく見えてしまいます。
その中間の色合いで、左右均等に正しい位置に入れることが出来ればチークは完璧です。
コツは、
なるべく大きめのチークブラシを使う
チークに付属してあるブラシはたいてい小さくてケースに入るものです。
小さいブラシで付けてしまうと、最初に頬に置いた一か所が濃くなってしまいます。
これが濃くなってしまう一つの原因です。
中心が濃く、外側に向かって薄くなるようにグラデーションにするのが理想的です。
しかし、最初に置いた濃いチークはなかなかぼかすことができません。
大きめのチークブラシを使うと、一点に偏ることがなく上手くぼかすことができます。
少しずつ色を足していく
これは言うまでもありませんが、最初から濃くしてしまうと修正が大変です。
少量ずつ取ってつけましょう。
濃くなってしまった場合は、コットンをティッシュのように2枚に分けて、内側の方で薄くしたいところを優しくなでるようにふき取ってください。
入れ方は左右でブラシの動かし方を同じにする
ブラシの動かす方向を左右同じにしましょう。
付け方が左右バラバラで、なんとなくつける、左右均等でなくなります。
一番簡単なのは、黒目から顔の外側に向かってブラシを動かす付け方です。
この時も少量から始めましょう。
7. リップの色は肌を明るく見せてくれるものを!
ナチュラルメイクでのリップの色は基本ピンクです。
ピンクといってもたくさん種類がありますよね。
コーラルピンク、ビビッドピンク、ベージュピンクなど
付けてみると自分には似合わないピンクもあれば、自分にぴったりのピンクもあります。
「リップの色だけ目立っている感じがする」「顔色がくすんで見える」「なんかケバい」と感じたら、それはあまり合っていないのかもしれません。
逆に「違和感がない」「顔色が明るく見える」「色があるけど華やかに見える」と感じればそれは合っている色です。
お店の試供品やデパートの化粧品売り場で実際に付けてみましょう。
こればかりは、試してみないと自分でもわかりません。
おすすめはデパートの化粧品売り場です。
店員さんと相談しながらいろいろつけてみてください。
そして自分では似合う色がわからない場合は店員さんに聞いてください。
【初心者さんへのアドバイス】
ナチュラルなメイクってむずかしいですよね。
メイクをしているとだんだん自分のメイクはナチュラルなのかがわからなくなってきます。
ここで紹介したような手間を少し加えるだけで、今までのメイクの仕上がりが変わってきます。
「自分のメイクに自信がない」「ナチュラルメイクをしたい」という方はぜひここで紹介したテクニックを試してみてください。