化粧をすると肌荒れしてしまうと思いがちです。
しかし実は化粧をしたからではなく化粧をしたまま寝たり、またそういう結果に陥ったりした生活習慣が原因となっています。
その原因を知り、どうすれば肌荒れしないのか、もし肌荒れしてしまったらどうすればいいのか対策についてご紹介します。
Contents
化粧すると肌荒れする原因とは?
化粧するとどうして肌荒れしてしまうんでしょうか?
原因を分析しました。
1. 化粧を落とさず寝てしまう
疲れてしまった夜などに化粧を落とさず寝てしまった経験はありませんか?
化粧を落とさず寝てしまった翌朝は、肌の調子が悪いと感じることが多いはずです。
それは、ファンデーションやメーキャップ用品に含まれている石油系の合成成分や鉱物油が原因のひとつと考えられます。
敏感肌や疲れた肌の場合、その成分が刺激になり肌トラブルの原因になることがあります。
肌や化粧品の油分は、時間とともに酸化するので、酸化した脂質(過酸化脂質)が、肌荒れやシミなどを引き起こす原因となります。
しかし、ファンデーションを塗ることによって、すぐに酸化して肌に悪いというわけではありません。
1日の化粧では酸化しませんが、そのまま寝てしまうのは良くないので、帰宅後の早めのグレンジングを心掛けましょう。
2. 化粧が落としきれてない
肌荒れの意外な原因となっているのが化粧を落とす際や、洗顔をするときにきちんとすすいで洗剤を落としきれているかどうかです。
化粧落としに使うクレンジング剤、洗顔時に使う洗顔剤にはさまざまなオイルが使われています。
これらが落としきれずに肌に残っていると、肌にダメージを与える原因になってしまいます。
石鹸で手を洗うときにもさっとすすいでも石鹸って落ちませんよね?
それと同じでオイルは水で洗う流すのにある程度時間がかかるものです。
すすぎをきちんとするだけで肌荒れしなくなる人も多いので気を付けてくださいね。
3. 化粧品と肌が合ってない
1と2をしても解決しなかった場合、化粧品と肌が合ってない可能性があります。
特に敏感肌や乾燥肌の人は化粧品を肌に合ったものに変えるだけでよくなる可能性が高いです。
化粧による肌荒れ対策にできること
では化粧による肌荒れ対策のためにできることを紹介していきます。
1. パウダーファンデーションを使用する
肌が荒れている時は、できればファンデーションを使わないのがいいのですが、そういう訳にもいきませんよね。
そういうときには、天然成分のみで作られ肌への負担を軽減できるパウダーファンデーションをおすすめします。
パウダーファンデーションの粉は、皮脂や水分を吸収するので、美容液や乳液などでしっかり保湿をして使いましょう。
日中の外出時にはパウダーファンデーションでしっかりと紫外線対策をしましょう。
また、ミネラルファンデーションは、さらに肌にやさしい成分のものがありますのでおすすめです。
リキットやクリームタイプのファンデーションは肌に良さそうなイメージですが、界面活性剤を含むので、肌荒れの時は刺激になる可能性があり、おすすめできません。
2. スキンケア用品などを見直す
ニキビができやすいのなら、ニキビ予防に効果的な成分が入ったものを使うのがいいです。
20年以上売れてるロングセラー「level6」の洗顔料と美容液がおすすめです。
乾燥なども肌荒れの原因となりますので、パックで十分な保湿ケアをするなど肌のうるおいにも気を付けましょう。
化粧水を付けてすぐに乾いてしまうようなら、水分が不足しているということです。
化粧水を2度塗りするか、コットンパックをするなどして十分な水分を肌に浸透させましょう。
また、クレンジングなどの洗顔時にゴシゴシ洗ってしまうことで肌を傷めていることがあります。
泡で洗うタイプのものは、しっかりと泡立てた泡でやさしく汚れを落とし、ぬるま湯で洗い流すことをおすすめします。
3. 化粧下地選びも大切
肌表面のキメや毛穴をカバーして、ファンデーションを密着させるのが化粧下地です。
また、乾燥や紫外線などから肌を守るなど大切な役目もあります。
化粧下地の厚塗りは、ファンデーションのムラやヨレにつながりますので気を付けましょう。
肌荒れなどの場合は、化粧下地をタイプ別で選ぶことをおすすめします。
乾燥肌タイプ | セラミドやレチシン、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分がしっかりと配合されているものを選びましょう。 |
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オイリー肌タイプ | 肌の水分量と油分量が多いのが特徴なので、油分の少ないものやオイルフリーのものを選びましょう。 |
混合肌タイプ | Uゾーンと呼ばれる頬の部分の肌質に合わせて下地を選びましょう。 |
基本的には、潤いを与えて保湿成分もしっかり配合されているものを選びましょう。
毛穴やニキビ跡が気になる方は、光を拡散させるタイプを選ぶと目立ちにくくなります。
コントロールカラーの選び方
赤みが気になる | 赤みが気になるときは、グリーン系を塗り、肌が白浮きしないように部分使いをすることをおすすめします。 |
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肌くすみが気になる | 全体的な肌くすみが気になるときは、イエロー系がおすすめです。 |
クマを隠したい | クマを隠したいときは、オレンジ系がいいでしょう。 |
血色が悪い | 血色が悪いときは、ピンク系が顔色をよく見せてくれます。 |
肌に透明感を出したい | 肌に透明感を出したいときは、ブルーとパープルがおすすめですが、色白の方は顔色が悪くならないようにピンクとブルーを混ぜたものを使うのがいいでしょう。 |
ファンデーションを厚く塗らない
肌荒れしているとその箇所を隠そうとして、ファンデーションを塗り重ねてしまうことがあります。
逆に、化粧崩れを速めますので、ファンデーションは薄塗りを心掛けましょう。
また、スポンジの汚れは肌荒れの原因にもなるので、常に清潔な状態を心掛けましょう。
ポイントメイクで視線をそらす
肌荒れが気になる時は、アイメイクや唇に視線を集めてカムフラージュするという方法もあります。
アイメイクやチーク、口紅などで顔全体を普段より明るく華やかに見せましょう。
リップや口紅を赤みのある色に変えるだけで、顔が明るくなり、人の視線を口元に集めることができるのでおすすめです。
肌荒れ対策におすすめの化粧品
サーマルモイストローション(ユリアージュ) 250ml 2,916円(税込)
ユリアージュ温泉水は世界でも珍しい天然アイソニックウォーターで、天然ミネラル成分が豊富に含まれています。
人の体液と同じ浸透圧で、乾いた肌にも負担をかけません。
モイストケア ローション W(dプログラム) 125ml 3,780円(税込)
かさつきや肌荒れを防ぎ、しっとりとした美肌に導きます。
デリケートな肌でも使用できる厳選された成分が配合されています。
化粧水Ⅲとてもしっとり(キュレル) 150ml 1,944円(税込)
使用感の異なるややしっとり、しっとり、とてもしっとりの3タイプの保湿レベルから選べます。
消炎成分のアラントインは肌荒れを防ぎ、潤い成分のユーカリエキスは角質の深部まで浸透します。
まとめ
化粧をしたまま寝てしまうのは、酸化した脂質による肌荒れの原因になります。
対策として、肌荒れを起こさないようにしっかりと化粧を落とすことはもちろんですが、日頃からスキンケアやファンデーションにも気を付けましょう。
もしものときは、口紅やコントロールカラーなどの色味をぜひ試してみてください。