「口紅とグロスの違いは?」
「自分の唇の色に合う色は?」
などなど、普段なかなかする機会のないリップメイクはわからないことだらけですよね。
実は、リップメイクにはちゃんとした手順があるのです!
それをマスターしてリップメイクをキレイにかわいく仕上げましょう!
Contents
初めてのリップに必要な道具は?
口紅
口紅の種類は様々で、しっかり色がつくタイプと薄づきのタイプのものがありますが、初心者の方には淡い色味のものがおすすめです。
色の選び方は後の項目で説明します。
リップ筆
口紅を唇に塗るときに使います。もし用意が難しければ、指か直接口紅で唇に塗ることもできますが、筆を使うほうが細かい部分まで塗ることができます。
グロス
口紅の上からのせて、唇をつやっぽく見せるためのものです。
こういうやつですね。
リップペンシル
唇の輪郭をひくときに使います。
リップクリーム
唇の乾燥や荒れが気になる場合にお使いください。
基本的なリップメイクの手順
リップメイクの手順は
- 唇の輪郭を整える
- 口紅を塗る
- グロスをのせる
↓
↓
以上になります。
詳しくは次の項目で順番に説明していきます。
自分に合う口紅の選び方
まず、自分のお肌の色に合うルージュを選びましょう。
あなたの肌はイエローベース?ブルーベース?
人の肌色は大きく分けてイエローベースとブルーベースに分かれます。
イエローベースとは黄身がかった肌色のことで、ブルーベースとは青みがかった肌色のことです。
日本人はほとんどの人がイエローベースですが、主な見分け方は
- 手の血管の色が緑色に見える人はイエローベース、青く見える人はブルーベース
- 唇の色が肌色に近い人はイエローベース、赤みがある人はブルーベース
- 日焼けしたときに小麦色に焼ける人はイエローベース、赤くなってすぐもとに戻る人はブルーベース
などがあります。
イエローベースとブルーベース、それぞれの肌に合う色を解説していきます!
イエローベースのお肌が似合う口紅
ベージュ
肌なじみの良いベージュはイエローベースのお肌によく似合います。
あまり口紅の色を濃くしたくない、大人っぽくナチュラルに仕上げたい方にお勧めの色味です。
オレンジ
オレンジ系もイエローベースのお肌によくなじみます。
唇の色を健康的に見せたい、ピンク系やフェミニンな感じが苦手な人におすすめです。
ピンク
ピンクの種類は数多くありますが、青みが入っているピンクを選ぶとイエローベースの肌にはういてしまう可能性があるので注意しましょう。
ブルーベースのお肌が似合う口紅
赤
はっきりとした赤リップは、色が白いブルーベースのお肌に似合います。
ただ、赤リップは主張が強いので、他のパーツとのメイクのバランスに注意しましょう。
ローズピンク
少し青みのあるローズピンク系もブルーベースにはなじみやすい色味です。
肌によって似合う色の種類を紹介しましたが、ブルーベースでも少し暗めのベージュを合わせることもできますし、イエローベースの人でも黄身が入っている赤リップなら似合わせることもできます。
一度、使う前に手の甲などにのせてみて、口紅の色味が自分の肌に合っているか、確認してみましょう。
唇の輪郭を整える
まず、唇には美しいとされる輪郭があります。
上の図を参考にして、唇の輪郭を整えていきます。
唇の周りにファンデーションかリップ用のコンシーラーをのせて、唇の輪郭を消します。
そしてリップペンシルで唇の輪郭を描いていきます。
このときに、唇が厚い人は、なるべくもとの唇のラインより内側にリップラインを引いていきます。
逆に、唇が小さい方や薄い方は少しオーバーラインで描いていきましょう。
唇の形が左右非対称な人は、上の図に近い方の輪郭をなぞり、足りない部分はペンシルで描き足しましょう。
口紅を塗る
口紅を塗る前に、乾燥や唇が荒れている人は保湿のリップクリームを塗っておきましょう。
そうすることによって、口紅も落ちにくくなります。
筆のある方は口紅から直接筆にとり、口に塗っていきます。
初めて筆を使うときは一度手の甲にのせて濃さや筆の具合を確認することをおすすめします。
口の中心から輪郭をなぞるように塗っていき、唇全体の輪郭が描けたら内側を塗っていきましょう。
筆がない場合は指(なるべく一番小さい小指で)か、口紅で直接塗っていきましょう。
唇の中心から口角にむかって塗っていきます。
このとき、唇の輪郭から口紅がはみ出さないように気を付けてください。
もしはみ出してしまった場合は綿棒などで唇の方に向かって軽くこすって取りましょう。
全体を塗れたら、軽く上唇と下唇を合わせてなじませます。
そして、軽くティッシュを唇ではさみ、余分な油分を染み込ませます。
グロスをのせる
グロスの種類も数多く種類はありますが、初心者のかたは透明グロスか、淡い色をおすすめします。
色選びに迷われる人もいますが、なるべく口紅の色と同系色のものを選びましょう。
グロスをのせるときは口の中心に軽くのせて、唇を合わせてなじませます。
このとき、グロスを多くのせすぎないように気を付けましょう。
もし、グロスの量が多すぎたときは先ほどと同じようにティッシュオフします。
また、グロスを直接のせることに抵抗がある人は手の甲かスパチュラ(メイク用のヘラ)などにグロスをのせて、筆でのせていきましょう。
このとき、唇に立体感がでるように口の中心からのせていきます。
まとめ
以上でリップメイクの完成です。
お気に入りの色をいくつか用意して気分によって変えてみてもいいですし、同じ口紅でも合わせるグロスの色合いで雰囲気が変わったりと、リップの種類や合わせ方は多種多様です。
唇の形や色は人それぞれなので、自分の唇に合ったリップメイクをマスターして、普段のメイクにどんどんアレンジしていきましょう!