ハイライトとシェーディングの違いがよくわからない、正しく入れる位置がよくわからない、、、など、ハイライトとシェーディングはメイク初心者の人にはあまりなじみのないワードです。
しかし、ハイライトとシェーディングによって顔の輪郭の印象を大きく変えることができるのです!
自分に合うハイライトとシェーディングを見つけて、小顔メイクをマスターしましょう!
Contents
ハイライトとシェーディングの効果は? 絶対必要なもの?
まずはハイライトとシェーディングの役割について説明します。
ハイライトとは?
ハイライトとは、自肌よりトーンの明るい色を鼻筋、目元、顎にのせることにより、顔のパーツをより立体的に見せてくれる効果があります。
年配の方も、ハイライトを目元にのせることによって肌色が明るくなり、若々しい印象のお顔に変えることができます。
シェーディングとは?
シェーディングとは、ハイライトとは逆に自肌よりも暗いトーンの色を顔の影になる部分にいれることにより、顔の輪郭を引き締め、小顔に見せる効果があります。
顔の輪郭にコンプレックスのある人も、シェーディングでカバーすることができます。
シェーディングは顔周りにいれることがほとんどですが、顔の輪郭によって入れ方は変わってくるので、後の項目で説明します。
どちらも、メイクの仕上げにはかかせない役割をしています。
是非マスターしましょう!
ハイライト、シェーディングに必要な道具
ハイライト
クリームタイプやリキッドタイプのものもありますが、初心者の方にはパウダータイプがおすすめです。
シェーディング
シェーディングの色の濃さ種類は様々ありますが、初心者の方はあまり暗すぎない色がおすすめです。
自分の肌より1トーン暗めの色を選びましょう。
筆
ハイライトもシェーディングもパウダーに筆がセットでついているものがほとんどですが、広範囲にシェーディングをいれたい場合には、1本持っていると便利です。
自分の肌色に合うハイライトの選び方
ハイライトの色味にも、様々なものがあります。
自分の肌に合わないハイライトを選んでしまうと、ハイライトが浮いて見えてしまう場合があるので、失敗しない選び方を解説していきます。
人の肌はイエローベースとブルーベースがある
人の肌色は大きく分けて黄身よりのイエローベースと青みよりのブルーベースに分かれます。
日本人のほとんどの人はイエローベースですが、イエローベースのお肌の特徴は、腕から透けている血管が緑色に見える、瞳の色は茶色より、日焼けしたときにこげ茶色に焼ける、といった特徴があります。
ブルーベースの方のお肌の特徴は、腕から透けている血管が青く見える、瞳は黒色、日焼けすると赤くなってすぐ元の肌色に戻るといった特徴があります。
イエローベースに合うハイライトカラー
黄身がつよいイエローベースのお肌に合いやすいハイライトカラーは、ゴールド系やイエロー系のものが似合います。
ブルーベースに合うハイライトカラー
ブルーベースのお肌に合いやすいハイライトカラーは、パープル系、ピンク系、シルバー系など青みのある色味のハイライトが似合います。
ハイライトにはマットタイプのもとパールタイプのものがありますが、顔に自然に立体感を出したいときはマットのもの、華やかに艶をだしたいときはパールのものをおすすめします。
ただし、パールタイプのものはのせすぎるとテカりに見えることもあるので注意してください。
顔のタイプ別!ハイライト、シェーディングの入れる位置
基本的には、ハイライトはおでこと鼻筋(Tゾーン)、目の下、顎下にのせて、シェーディングは顔のラインに沿ってのせることが一般的ですが顔の輪郭によって変わってきます。
お顔のタイプ別に解説していきます!
丸顔の人の場合
丸顔の人は、顔に縦幅が出るように縦のラインを意識してハイライトは鼻筋と目の下、顎下にのせていきます。
シェーディングは頬の丸い部分とこめかみにいれることでぐっと小顔に近づきます。
面長の人の場合
面長の人は、縦のラインを強調しないように、ハイライトもシェーディングも横長にのせましょう。
ハイライトはおでこの中心と、目尻の下に横長にのせて、シェーディングも前髪の生え際と顎のラインにいれることで、縦長のラインを目立ちにくくします。
ベース型の人の場合
顔が四角いベース型の人は頬のエラが目立たないように、頬に丸みを持たせるイメージで、シェーディングをいれていきます。
顔が立体的に見えるように、鼻筋の中心と、目頭の下の部分にハイライトをのせます。
逆三角形の人の場合
シャープな印象のある逆三角刑の人は、頬にはシェーディングをいれずに、こめかみにシェーディングをのせて、ハイライトはあご先に丸くいれましょう。
鼻筋にハイライトをのせるとシャープな輪郭が強調されてしまうので注意してください。
ハイライトの入れ方
では、まず顔にハイライトを入れていきます。
ハイライトを入れるときの注意点はチークと違い、重ねてのせすぎないことと、広げすぎないことです。
パウダーを筆にとり、鼻筋の部分にのせるときは筆の先の方を肌につけるようにして、筆をたててハイライトカラーをのせていきます。
そして目の下の部分は少し寝かせても大丈夫ですが、あまり広範囲になりすぎないようにしましょう。
ハイライトをいれたら一度鏡でチェックしてみましょう。
部屋の照明の明るさによってはあまり変化は感じられかもしれませんが、ハイライトはのせすぎると肌が白っぽく見えてしまうので、慎重に重ね塗りしていきましょう。
シェーディングの入れ方
シェーディングパウダーを筆にとり、頬にのせていきます。
あまり力を入れすぎずに、そっと頬に乗せるようにブラシでのせていきます。
シャーディングをのせることができたら、一度横を向いて、横目で鏡をチェックしましょう。
もし、あまりのっていなかったらもう一度足して、濃すぎたらファンデーションでカバーしてください。
ファンデーションとシェーディングの色の境目にも注意してください。
色がくっきり分かれてしまっていた場合、指やパフなどで境目をなじませてください。
まとめ
以上がハイライトとシェーディングの入れ方です。
人によって似合う色や位置にそれぞれ違いはありますが、マスターすればメイクにメリハリが生まれて、立体的な小顔メイクをすることができます。
ハイライトとシェーディングを使いこなして、いつものメイクをワンランクアップさせちゃいましょう!